フォト

いくつになったの

手作り食を始める方へ

Facebook

あんプリのご飯…いぬめし

まず、はじめに「犬は肉食動物」です。

犬の歯・左右に動かせない顎の骨の形状、消化器官のしくみはまさに肉食動物です。

手作り食を作るにあたり「犬は肉食動物」だということを覚えておいてください。犬は雑食ではなく他の肉食動物よりも雑食に対しての適応性があるというだけのことです。

Dscf6877   

Dscf6816

人は雑食ですから健康のために1日30品目を目標としますが犬の場合には肉・魚の色々な部位を与えることでバランスの摂れた「いぬめし」となります。

犬の体を作る上で大切な栄養素はたんぱく質です。

たんぱく質は筋肉になるだけでなく、皮膚、被毛など体を構成する様々なものになります。たんぱく質には動物性たんぱく質と植物性たんぱく質がありますが動物性たんぱく質には必須アミノ酸が含まれているので動物性たんぱく質で犬に必要なたんぱく質を摂ることにより健康な体が出来上がります。

参考までにあんず3.2kgの充分量は13g、プリシラ2.2kgの充分量は11gで計算しています。

200109_proteine2_2

肉・魚にどれくらいのたんぱく質量が含まれているかは江崎グリコのHP(http://www.glico.co.jp/navi/index.htm)が参考になります。

エネルギーの消費は炭水化物、たんぱく質、脂質の順番に消費されていきますのでエネルギーの消費にたんぱく質が使用されないように餌食量の10~20%が炭水化物となるようにします。

また、犬の体重1kgあたり、1日の必要量としてカルシウム100mg、リン60mg(カルシウム:リン 5:3)、ナトリウム50mg、亜鉛0.9mg、鉄1.4mg、銅0.1mg、ビタミンA24.75~33μgRE、マグネシウム8.8mg、オメガ3(n-3)107.1mg、オメガ6(n-6)150mg(n-3:n-6 1:1.4)、ビタミンE(n-3+n-6)×0.4mgとありますが手作り食の場合、亜鉛、鉄、銅が不足し、マグネシウム、リンが多めになります。毎回の「いぬめし」で市販のドッグフードみたいにきっちりと必要なエネルギー、栄養素、ビタミン、ミネラルを満たすことは不可能です。犬は体内に必要なものをストックするポケットを持っていますのでポケットが空にならないように3~4日の平均で1日の必要量がカバーできればいいのです。ただし、比率が明記されているものは比率を重要視してください。

まずは、江崎グリコのHPを参照しながら4種類のベースになる「いぬめし」メニューを作ってみてください。

メニューを作るにあたり最初に犬の1日の必要カロリー(エネルギー)を算出しなければなりません。これはネットで検索するとドッグフードメーカーのHPなどにありますので体重・年齢を入力して算出してください。

次に餌食量を決めます。もし今までドライフードを犬に与えていたならその1食量の1.5倍の量が肉・魚(調理前)+白米の量としてみてください。あんずの場合、ドライフード時代は28g/1食でしたので42g(内訳:肉・魚32g、白米10g)/1食からスタートしました。現在は、40g(肉・魚30g、白米10g)/1食です。餌食量が適切かどうかの判断は、犬の便で判断します。量が多すぎる場合は軟便になり、量が少ない場合は水分の無い硬い便になります。便の様子をみて量を決めていきます。

では、実際のあんずの「いぬめし」のレシピの一部です。

牛肩ロース150g鶏レバー20g鶏ハツ10g白米60gサツマイモ15g煮干12g鰹節3g卵殻パウダー2g(6食分)これを一つの鍋でぐつぐつ煮ておじやにします。

※卵殻パウダー1gで600mgのカルシウムが摂取できます。

サーモン(あら)90g豚挽肉30g白米30gオートミール10gいんげん10gひじき(乾燥)3gごま3g(4食分)サーモン(あら)は圧力鍋で骨まで柔らかくしておじやにします。

※骨から摂取できるカルシウムは13%です。

上記のレシピからも解るように野菜類は餌食量の5%以内にとどめてください。そしておじやにします。

余分に摂取したビタミン・ミネラル類は尿、便で排出されます。犬の尿のphは運動、興奮すると酸性になりますが、それ以外はアルカリ性となります。膀胱内の尿が少ない状態でアルカリ性になっているとミネラルの結晶体ができやすくなります。通常は運動等で尿が酸性になるとミネラルの結晶体は溶けてしまうので問題はないのですが尿にキラキラしたものが見受けられる場合はストルバイト(結石)予備軍になります。水を飲む量が少ない犬に多く見受けられますので「いぬめし」はおじやにし、膀胱内の尿量、尿の回数を増やして予防します。

また、食品にはアルカリ性食品と酸性食品があります。肉・魚白米は酸性食品で野菜類はアルカリ性食品です。犬を食後すぐに運動させると胃捻転等をおこす可能性がありますのでする人はいないはずです。アルカリ性食品を食べた時の尿はアルカリ性になり、酸性食品を食べた時の尿は酸性になります。あえてアルカリ性の尿にアルカリ性食品を食べさせてアルカリ性にすることは不必要なので野菜類は餌食量の5%以内にとどめるのです。もうひとつシュウ酸カルシウム結石という尿が酸性の時にできる結石があります。ほうれん草などの葉物野菜にシュウ酸が含まれますので野菜類を餌食量の5%とどめる要因のひとつでもあります。あえて野菜を使わなくても犬に必要なビタミン・ミネラル類はレバー等の内臓物で充分にまかなえることができます。

100412_harnsteine2_2

「いぬめし」を開始したら犬の体型を観察することが大事です。個々の犬によって適応性が変わってきますし、調理方法などによっても変わってきます。犬に必要なエネルギー(カロリー)、ビタミン・ミネラルの必要量はあくまでも目安であって正解ではありません。体重は週に1度は量り、痩せてきたらエネルギー不足ですので同じ餌食量でエネルギー量を増やします。また、太ってきたらエネルギー過多ですので同じ餌食量でエネルギー量を減らします。ただし、体重の増減があっても下記の図の標準の状態なら問題はありません。

Img06_2

また、肉球を触ってみて角質が硬くなっている場合は亜鉛が不足しています。亜鉛が充分量摂れている犬の肉球は薄く柔らかいのです。フケが出やすい、毛艶が悪い場合も亜鉛が不足している場合が多いです。亜鉛を多く含む食材を利用してください。

そして犬の便の質を観察することは何よりも大事です。犬の便が硬く白くボロボロになっていたらカルシウムの与えすぎですのでカルシウムの量を減らさなければなりません。また、食物繊維が多すぎると柔らかな便になりますので食物繊維を減らします。

犬の理想的な便とは「力み過ぎずに出せ、跡を残さず、そしてキッカプル(Kickable:蹴り飛ばすことができる)」硬すぎず、柔らかすぎず1日2回程度の頻度で排泄されることです。

本ブログはあんプリのいぬめしの師匠でありますドイツ獣医師・京子アルシャーさんのブログを参考に書かせていただきました。

京子アルシャーさんのブログは

http://blog.hundbodai.com/?cid=6267

http://www.dogactually.net/blog/author/author29aa7/

参考までに

あんずとプリシラの場合、朝ご飯にエビオス1錠、晩ご飯にエビオス、DHCきびきび散歩、DHCおしっこすいすいを各1錠与えています。

※WEBページにてコメントが書き込まれますと開くのが遅くなることが判明しましたのでコメント欄は閉じさせていただきました。この記事へのコメントは通常記事にてお願いいたします。

プログランキングに参加してます。。。ポチしてくださいねdog


にほんブログ村


にほんブログ村

人気プログランキング。。。 人気ブログランキングへ

にほんプログ村。。。。。。。にほんブログ村 犬ブログ パピヨンへ